2015年8月の絵本
「きんぎょのひるね」 作・絵:奥野 涼子
「しまうまのズーはじめてのおとまり」 作・絵:ミシェル・ゲ 訳:ふしみみさを
「ぱぱ、おばけがいるよ。」 作・絵:ヒド・ファン・フェネヒテン 訳:のざかえつこ
「ねこのはなびや」 作・絵:渡辺 有一
絵本の紹介
しまうまのズーはじめてのおとまり
はじめてのおとおまりに、ズーは不安がいっぱい。そんなズーにママとパパは「キスのかんかん」をわたします。「キスのかんかん」って、なんでしょう?そして、ズーは、元気におとまりできるでしょうか?
と、解説に書いてありました。
表紙の絵のズーは、とっても不安そうな心配そうな表情で、手に赤い縞模様の缶を持ち、それを開けようとしています。たぶんこれが「キスのかんかん」なのでしょう。
この表紙のズーの表情をまずはよーく見ましょう。
ページをめくると、キャンプのしたくをしているズーがいます。とても楽しそうにしているズーです。でも・・・あれあれ、あんなに楽しそうにしていたズーだったのに、急に元気ない顔になってしまいました。パパとママのいないキャンプ…ぼくだいじょうぶかなあ?と不安が胸にいっぱいひろがってきました。そんなズーにパパとママは"キス"をいっぱいつくって缶にいれてくれるのでした。「キスのかんかん」なんてわくわくする響きなのでしょうか。さて、いよいよ出発。「キスのかんかん」は、ズーを元気にしてくれるのでしょうか。読んでみてくださいね。
(作・絵:ミシェル・ゲ 訳:ふしみみさを 出版社:フレーベル館 )