2020年2月の絵本
「くだものさん」 作・絵: tupera tupera
「ゆきのひのたんじょうび」 作・絵:岩崎 ちひろ
「ねずみのおいしゃさま」 作・絵:なかや みわ
「手ぶくろを買いに」 作・絵:新見南吉
絵本の紹介
「ゆきのひのたんじょうび」
岩崎ちひろさんの絵本は、その絵が魅力的。ほんわかと心を温かくしてくれます。絵をみているだけでも、冬の寒さも忘れほっこりと心も体も暖まります。絵で心が温まり、読むと気持ちもおだやかに癒されます。
物語はお友達の誕生日から始まります。そこで思いがけずちいちゃんがしてしまったこと・・・それがちいちゃんの心からお誕生日を嫌いにしてしまいます。
でも、ちいちゃんは神様にお願いをします。
ちいちゃんは誕生日のお願いをします。
「誕生日に雪を降らせて」という子どもらしいお願いごとです。
子ども達は冬になると雪の日を楽しみにします。光の森こども園のお友達も、「雪がふるといいなあ、雪ふらないかな」と雪の予報がある日には待ちます。雪が降った日の喜びようといったらそれはもうこんなにうれしいことはないというくらいの体いっぱいにあふれるよろこびにあふれます。
光の森こども園の子ども達のようにちいちゃんも"雪"をねがいいのります。
『ゆきのひのたんじょうび』の主人ちいちゃん。その心には子ども時代だからこそ生まれる気持ちがじんわりと伝わってきます。
岩崎ちひろさんの絵本は、絵は、ほっこりと癒されるだけでなくしみじみとなにか寂しさのような深い世界を感じたりもします。
みなさんもぜひ読んで岩崎ちひろさんの世界を味わってみてください。