2022年9月の絵本
「ぎったん ばったんこ」 作・絵: 柚木 沙弥郎
「すってはいてうたおう」 作・絵:千秋 まみこ
「こぶたのメアリとあたらしいおともだち」 作・絵:どう なつみ
「ついてくる」 作・絵:小川 育
絵本の紹介
「ついてくる」
午後7時でまだまだ明るいので園庭でも子ども達が遊び元気な声が聞こえていましたが、立秋がすぎ、だんだんと夕方陽がくれるのが早くなってきました。
夜の7時になると、もうあたりは真っ暗になってきます。外灯がない場所では、心細くなるような暗さになっています。
小学生のみんなが遊んでいることはないでしょうが、もし、お友達の家で遊んでいて遅くなりお家に帰るとなると、道を歩いているとちょっとした影は物音に「ドキッ」とします。
さて、真っ暗な扉から始まるので、なんだか始まりからドキドキします。
何がついてくるんだろうかと?と、想像してみるのですが・・・それもこわーい感じがしてきます。
そして、男の子がみんなと同じようにお家への帰路につく途中、後ろが気になってしまいます。
「誰かついてきてる?」ときになってしかたありません。ねこ?カエル? と、後ろから来る人?誰だろうとドキドキしながら、帰り道を急ぐ〇〇くん。
お家にやっとついた!!と思ってホッとしたとたん、後ろから来た人は・・・考えてみましょう。
さて誰でしょうか。読み聞かせの場で、みんながわっ!!となりそうな様子が見えてくるような気がしました。
最後の扉も真っ暗闇です。日が暮れ始めた秋にぴったりな本ですね。