2016年1月の絵本
「どうやってねるのかな」 作・絵:やぶうち まさゆき
「でんぐりでんぐり でんぐりこ」 作:長野ヒデ子・ 絵:山口マオ
「くまのこのとしこし」 作・絵:高橋和枝
「よろしくともだち」 作:内田麟太郎・絵:降矢なな
絵本の紹介
さんびきのこねずみとガラスのほし
『よろしくともだち』は、"おれたちともだち"のシリーズの11巻目の作品で、内田麟太郎さんと降矢奈々さんの強烈なコンビの大人気の絵本です。内田さんのすっきりかっこよく時にはぐっと胸にせまる文章と降矢さんの画面で踊る素敵な絵!!子ども達の人気の的になるのはもう当然といっていいくらいのインパクトがいっぱいの絵本です。
みんなが楽しそうに広場で遊んでいます。それを遠くの丘の上からじっとみているコダヌキさん。みんなと遊びたいのにオオカミがいるから怖くていけないのです。オオカミはそうとは知らずに、コダヌキに声をかけたのですが・・・オオカミの声にびっくり!コダヌキは怖くて逃げだしてしまいました。コダヌキびっくり!オオカミがっくり!オオカミは自分が怖がられる存在だとはちっとも思っていないのに、がっくりしました。「つよいものほどやさしい」と、本に書いてあったのを思い出したオオカミは、自分がやさしいのをコダヌキに伝えようと悪戦苦闘するのですが・・・さてどうなるのでしょうか。このシリーズをまだ読んで見たことがない人は、ぜひ手に取ってみてください。大人でもきっと好きになってしまうのでしょう。
(作:内田麟太郎・絵:降矢なな 出版社:偕成社)