2021年4月の絵本
「たべもの」 作・絵:わらべ きみか
「はるって、どんなもの?」 作:あさの ますみ・絵:新井 良二
「はるねこ」 作:かんのゆうこ・絵:松成 真理子
「14ひきのぴくにっく」 作・絵:いわむら かずお
絵本の紹介
「14ひきのぴくにっく」
心待ちにしていた春の日がようやくが、14匹の野原にもやってきました。
私はこの14匹のピクニックの表紙が大好きです。
一人ひとりから「どうしてる?」「げんき?」「春って素敵だね」と、メッセージをもらえるような気がしてくるのです。
さあ、絵本を開いてみましょう。春の野原には、いっぱいの素晴らしい宝物やプレゼントにあふれています。
どこまでも淡くかすんだ春のあったかさにあふれたお空。芽吹きはじめた咲き始めた草花たちも、生き物たちも、春を心から楽しんでいる様子がつたわってきます。そんな輝く宝がいっぱいの野原をみんなでピクニックするのは、なんて素敵なのでしょうか。タンポポの綿毛がとんでいきます。岩村さんのなにげないねずみたちの会話も、心がふんわりあったかくなります。
みんなの心に幸せな春色の時を運んできてくれます。
岩村さんの描く野原には、温かな気持ちが広がってきます。その絵をみていると、心がおだやかにゆたかになってくるのです。
そんな春のお話をぜひ子ども達に聞かせてあげてください。
一緒に春を楽しみ春をみましょう。そして、14匹のように、ぜひ子どもさんをつれてお散歩に出かけましょう。春をいっぱいさがしにいってみてください。きっとあなたの心にも春が来ることでしょう。