2021年7月の絵本
「ぴよちゃんといもうと」 作・絵:いりやまさとし
「おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ」 作・絵:わかやまけん
「もうすこし もうすこし」 作:アン・トンパート・絵:リン・マンジンガー
「こちらムシムシ新聞社」 作・絵:三輪一雄
絵本の紹介
「こちらムシムシ新聞社」
表紙を見ると、カタツムリとテントウムシが真ん中で、ぐるりと2匹を動物や昆虫が囲んでいます。さて、どんな物語がはじまるのかとワクワクさせてくれます。
扉には、テントウムシさんが忙しそうにしています。ページをめくるとテントウムシさんは、新聞社の新米記者であることがわかってきます。
新米記者のテントウムシさんは、ある日新聞社の部長に呼ばれます。新聞社の部長は、読者からのお手紙をテントウムシ記者に渡します。それにはこう書いてありました。
はいけい ムシムシしんぶんしゃさま
わたしは、カタツムリが大すきな小2の白山まいといいます。
さいきん、わたしがくらす町でカタツムリをさがしていますが、ぜんぜんみつかりません。
父さんにきくと、むかしはたくさんいたんだけどなーをいいました。
どうしてカタツムリはいなくなったのですか?
また、どこに行くとカタツムリを見つけることができますが?
カタツムリをつかまえてかってみようと思っています。
もっとカタツムリについて知りたいです。
よろしくおねがいします。
かた山小学校 白山まい
白山まいちゃんからのお手紙には、2つの質問が書いてありました。
一つは、どうしてカタツムリはいなくなったのですか?
二つ目は、どこに行くと見つけることができますか?
この二つの質問の答えをさがしに、さっそくテントウムシ記者は取材に出かけていきます。
テントウムシ記者の取材はどうなるのでしょうか、どんな記事ができあがるのでしょうか。楽しみに読んでみてください。