2018年5月の絵本
「ちょうちょう ひらひら」 作:まど みちお・絵:にしまき かやこ
「ふうとはなのたんぽぽ」 作・ 絵:いわむら かずお
「おかあさんだいすき」 作・絵:マージョリー・ブラウン
「リックのおへや」 作・絵: どい かや
絵本の紹介
「ちょうちょう ひらひら」
光の森こども園のちょうちょの飼育箱から、冬越しをしたアゲハチョウがお空へ旅立っていきました。この絵本「ちょうちょう ひらひら」は、有名な詩人のまどみちおさんが文を書いています。まず、表紙にひかれます。うさぎさんがぽわんとにこにこしている所に、ちょうちょうさんがうさぎさんの耳にとまっています。ちょうちょうさんがとまっているからうさぎさんがにっこりしているのか、ほわんとやさしそうにうさぎさんがわらっているからちょうちょうさんがとまっているのか、どちらが先かわかりませんが、表紙のあたたかさにひかれてこの絵本を手にとりたくなります。親子で読み聞かせをすると、自分もほんわかになる絵本でしょう。
ちょうちょう ひらひら」のまどさんの文は詩はとても優しくリズム感があり、読んでいると温かい気持ちが広がっていきます。きっと聞いている子たちも、ほんわりした雰囲気を楽しめることでしょう。蝶々ですからもちろん春の季節、春はのんびりほんわかした一年で一番なごやかな季節ですね。その季節にぴったりの絵本です。
(作:まど みちお・絵:にしまき かやこ)