2017年5月の絵本
「まてまてさん」 作:おーなり由子・絵:はた こうしろう
「でんぐり でんぐり でんぐりこ」 作:長野ヒデ子・絵:山口 マオ
「ゴリラ にっき」 作・絵:あべ 弘士
「だんごむしと恐竜のレプトぼうや」 作・絵:松岡 達英
絵本の紹介
「だんごむしと恐竜のレプトぼうや」
松岡達秀さんは、自然科学を題材にした絵本を多く出されています。この絵本は"だんごむし"と"恐竜"を主役にした絵本になっています。表と裏のとびらには、恐竜の絵がいっぱい描かれ、子ども達の絵本へのあこがれをも誘っています。
ダンゴムシのカップルがもぞもぞ野原に出てきました。野原には、恐竜の本を読んでいる女の子がいました。その本をみたくてダンゴムシのカップルは近寄ります。すると・・・どうしたことでしょう。いつのまにか2匹は本の中に入り込んでいました。そこは、恐竜を研究しているバッタ博士のお部屋につながっていたのです。そこで2匹は恐竜のぼうやレプト君に出会います。さてどんな冒険がはじまることでしょう。力強い写実と空想が広がる松岡さんの絵本は、見ていると絵本の中にすいこまれそうな力があります。男の子も女の子でさえも、この絵本のとりことなりそうですね。
光の森こども園の園庭は、今春爛漫に花々が咲き誇っています。そろそろダンゴムシが園庭のすみっこからあらわれ、活発に活動をし始める時期となってきています。この頃になると、子ども達のだんごむし集めが始まり、お砂場用のおもちゃのおさらにどっさりと集められたダンゴムは、時にはいやがる?!?!お母さんに無理やりお願いして家に持ち帰りったりする子も出てきます。春になるとお庭にいち早くあらわれる、子ども達の大好きなダンゴムシ、そしてこれも子ども達が大好きな恐竜のお話は、きっとみんなの心をしっかりとつかんではなさないことでしょう。
だんごむしとレプトぼうやの冒険は続きます。