2017年4月の絵本
「ぽっけのワンピース」 作・絵:つちだ のぶこ
「ころわんが はる みっけ!」 作:間所 ひさこ・絵:黒井 健
「あしたも あそぼうね」 作:あまん きみこ・絵:いもと ようこ
「いつだって ともだち」 作:内田 麟太郎・絵:降矢 なな
絵本の紹介
「いつだって ともだち」
とびらには、いつものミミズクのじいさんが登場。そして、つぶやきます。このミミズクのじいさんのつぶやきが、物語のヒントにもなっているような・・・この”つぶやき”は、これからはじまる物語を連想させてくれます。
さて、いつもの二人の仲よしさんのトランプシーンから始まります。森一番の仲よしのオオカミくんとキツネくん。二人でトランプを楽しんでいます。トランプ遊びが大好きなオオカミくんとキツネくん、さてさてトランプに興じていると思いきや、あれれ、なんだか様子がへんですよ。どうしたのでしょう・・・どうやら今日はトランプに集中できないオオカミくんです。
オオカミくんは、トランプを投げ出して、急に森にむかいます。キツネくんがあとをこっそりついていくと、オオカミくんは森に大きな穴を掘っていました。
さて、この穴は?? なんのための なにをするための穴なんでしょう。
穴といえば、落とし穴です。落とし穴をつくって誰かを落とすのかな。それとも、何かを誰かをつかまえるのでしょうか。オオカミくんの夕ご飯をつかまえるのでしょうか??"穴"をめぐってのオオカミくんとキツネくんの表情ややりとり、そして、そこから森の動物たちも"穴"作りにどんどん参戦していきます。降矢ななさんのインパクトのある表情たっぷりの絵で、物語をじっくりと楽しんでください。