2017年1月の絵本
「わたしほんがよめるの」 作・絵:ディック・ブルーナー・訳:松岡京子
「はるやさいのはるやすみ」 作:林 木林・絵:柿田ゆかり
「つくし」 作・絵:甲斐 信枝
「教室はまちがうところだ」 作:蒔田 晋治・絵:長谷川 知子
絵本の紹介
「教室はまちがうところだ」
教室はまちがうところだ と、表紙の題と同じ言葉で始まっていきます。力強い言葉、力強い絵にぐいぐい引き込まれていきます。
教室はまちがうところだ みんなどしどし手をあげ
まちがった意見を言おうじゃないか
まちがった答えを言おうじゃないか
と、続いていきます。
まちがいだらけのぼくらの教室
おそれちゃいけない わらっちゃいけない
安心して手をあげろ 安心してまちがえや
こんなふうに、学校にいって教室の先生が思っていてくれたら、本当に安心です。
間違う事をこわがならくなれば、意見も堂々と言えるはずです。
「安心してまちがえや」なんという大きな気持ちなのでしょう。子ども達の不安な気持ちによりそうことで、子どもは自信をいっぱいつけていくことでしょう。
そして、学校も教室もお友だちも大好きになっていくことでしょう。
ほんとう? まちがえてもいいの?と思っているみなさん、ぜひ読んでみてください。
(作:蒔田 晋治・絵:長谷川 知子 出版社:子ども未来社)