2019年12月の絵本
「クリスマスはドキドキ」 作:きむらゆういち・絵:ふゆのいちこ
「わすれんぼうのサンタクロース」 作:中川ひろたか・絵:中川貴雄
「いちばんしあわせなおくりもの」 作・絵:宮野聡子
「クリスマスにくつしたをさげるわけ」 作:間所ひさこ・絵:ふりやかよこ
絵本の紹介
「いちばんしあわせなおくりもの」
12月に入り、商店街や並木通りにはクリスマスのイルミネーションが輝いています。
今、日本では(日本だけではないのかも)クリスマスは子ども達にとって待ち遠しい楽しいイベントになっています。
そんな子ども達の心をゆさぶるのが、クリスマスプレゼントですね。
さて、この絵本はクリスマスプレゼントのお話ではありません。
なかよしのくまさんとりすさんの日常が描かれています。
こりすは、大好きなくまさんにおくりものをしたくて、色々と考えますが、くまさんが喜んでくれるおくりものはなんだったのでしょうか?!
プレゼント、贈り物とは、いったいなんだろうということをちょっと教えてくれる絵本です。
もちろん教えるために描かれた絵本であるはずはないと思います。
教えるなどというおおげざではなく、ただ”くまさんとりすさん”の間に流れる気持ちのやりとりを感じてみてください。
それだけでとってもあたたかい気持ちになることができます。
たとえ、プレゼントがなくってもね!!
(作・絵:宮野聡子 出版社:教育画劇)